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2008年07月04日

杭州LOFT49クリエイティブ産業区

LOFTとは、そもそも建築学では屋根裏部屋の意味ですが、今風には工場の建物や倉庫の構造と外観を残しながら、内部を芸術家の仕事部屋に改造したものをいいます。

杭印路49番は杭州LOFT文化の発祥地です。ここにある古い工場の建物の中は、元々のセメントの階段を少し飾って、芸術への通路になっています。LOFT49は、LOFT文化を徹底するだけでなく、絶えず社会への影響力と自身の魅力を高め、杭州の文化クリエイティブ産業パークとして鮮明な特色を持った産業群を目指しているそうです。

現在、20社ぐらいの芸術とデザイン会社など主に視覚設計産業が集中しており、業務は展示、室内美術装飾、庭園景観、包装のデザイン、工芸品の設計、ウェブサイトの製作、広告、撮影、彫塑などを行っています。

投稿者 応潔


2006年06月01日

ゴミ処理施設モデル村の建設のためにご協力を

浙江省臨安市大峡谷鎮は、杭州市から西方に車で3時間ほど行った山間の地区である。村はほとんどが標高200~500メートルのところにあり、地名のような険しさはない。鎮には40の村が存在し、村の人口は200~2000人(平均1000人)である。臨安の市街地から近いが、都市部のような工場は一つもない。産業は農業が中心で、米や野菜、筍、木の実、花などを栽培している。自然林が多く、中国らしい切り立った岩の塊の山も見られ、それなりに美しい。
 
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知り合いの大学の先生から、同鎮人民政府の程矮兴鎮長を紹介してもらった。私が村のゴミ処理の様子を見に来たというと、鎮の全ての村がゴミ問題で困っているので、何かいい方法がないかと相談された。大峡谷鎮では工場はないので、ゴミは全部一般家庭から出たものである。現在のゴミ処理方法は、穴を掘って埋めるという原始的なやり方で、埋めた後はやはりしばらくは汚水が下方から出て来るらしい。しかしそれ以外にも、多くのゴミが川に投げ捨てられているという。実際に様子を見に行ったが、あちこちの川べりに大量のゴミが捨てられていた。環境に対する住民意識が低いのかと思ったが、実は彼らもこのままではいけないとは思っているらしい。だが、どうしたらいいのか分からないのだという。
 
 
中国ではこれまで、かつての日本がそうであったように、ゴミ処理は基本的に住民自らが考えることで、行政がやる仕事とは考えられて来なかった。しかしそのため、ゴミ処理に対する行政の対応が遅れており、この鎮と同じような状況は中国全体で見られる。程鎮長は、ゴミ処理施設を造りたいが、小さい村で設置した例がないので、どうしたらいいのか分からないという。どんなゴミ処理法があるのかが分かったら、とりあえず村々で検討ができるのではないか。そして、一箇所でもゴミ処理施設を持つモデルの村があったら、それが拡がって行くのではないかと思う。

導入例がない限り行動しない行政の体質もあって、ゴミ処理は中国の大きな問題となっているが、農村政策に力を入れようとする中国政府の方針もあることだし、何らかの知恵を日本人・日本企業にお願いしたい。(2006.5.10 YM)