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2014年06月23日

海外生活のススメ(173)  まじめさ

 海外生活を始める場合、普通はそれなりに計画を立て、滞在期間もほぼ決めている。しかし、実際に生活を始めてみると、想像した通りに行かないで、計画とかなり違う結果になることが多い。(それが、海外で生活する面白みと言えないこともないのだが、、、)。

 私の場合もそうで、当初の計画は何一つ上手く行かず、現在の状況はすべて予想しなかったことである。つまり、あるものは情けないくらいに酷いことになり、残りもすっかり変わってしまって、何をしに来たのか分からない始末だ。

 こうした結果になったのは、もともと計画が杜撰で、また実行力に欠けたからだろう。そして、いろんな事情から諦めたり、変化を余儀なくされたりしたが、それでも不安なく生きて来れた。これは、大仰に語るつもりはないが、海外が生き易いからだと思う。

 日本人にとって海外は、さほど居心地が悪くない。それは、日本人が他の国の人よりもまじめだからで、海外に行っても何とかなるからだと思う。日本は今後、労働力不足を補うため移民を増やす方針だ。しかし、ある程度まじめな人が来ないと、日本はとても生き難いだろう。


写真) 大連は果物が豊富。今は、さくらんぼが至るところで売られている。


2014年06月06日

海外生活のススメ(172)   力量

 中国は今、一部の都市で住宅価格が下落して来ている。理由は、在庫が増えているのに、住宅に投
資する人が減っているからだ。住宅価格は、年収の十数倍と異常に高い。こうした状況から、不動産バ
ブルが弾けるのではないかと危惧されている。  

 なぜ不動産投資が減っているか知り合いの中国人に尋ねたが、一般の中国人も最早不動産投資で
儲けるのは不可能だと思っているからだそうだ。住宅価格が下がることは、これから住宅を買いたい人
にとっては、さぞありがたいことだろう。

 しかし、住宅価格が下げれば住宅所有者の含み資産が減少し、また住宅投資が減ることで経済成
長が止まってしまうのではないかとも言われている。そこで、今後中央や地方政府が、どのような住宅
政策を行うかに関心が集まっている。

 一方、中国は経済成長が止まれば、たくさんの失業者が生まれる可能性が高く、経済構造の改革を
速やかに実施する必要に迫られるだろう。これは、中央政府等がどこまで改革を断行できるかに掛かっており、指導層の力量が注目される。


写真)   旅順口