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海外生活のススメ(165)  連絡の遅さ

 中国では、ちょっとした行事の誘いは、前日か早くても前々日とかで、ひどい時には当日連絡がある。そうなると当然、他に用があって出席できない場合が出てくる。そんな時、日本人は早く連絡すればいいのにと、中国人の行き当たりばったりのやり方に呆れる。

 しかし、実はこれには中国流の配慮が働いている。つまり、大したことのない用のために、早くから相手のスケジュールを埋めては気の毒だと思っているのである。したがって、用があって行けませんというのは想定内のことであり、欠席してもほぼ問題にならない。

 また、上司の決定が遅れて、連絡が遅いということも多い。これは、権限委譲が進んでいないためであり、どうしても決定に時間が掛かる。さらに、一般に仕事が遅いが、これは早く仕事をしてもあまり出世に関係しないし、次の仕事を廻されるだけだからである。

 このように、中国では連絡が遅れることは珍しくなく、このことと時間を守らないことは別の問題であるが、相俟って日本よりも時間意識が低い。したがって、黙っていると中国時間となってしまうが、催促しても効果は限定的であることが多く、注意が必要である。


写真)  大連市内の路面電車(2)




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