海外生活のススメ(84) 官僚の失敗
日本の官僚が真に優秀かどうかについて言えば、私はノーだと思う。例えば一番優秀な人材が集まっていると言われる財務省は、国家財政を破綻が避けられない状態にし、更に国民が懸命に稼いだ外貨をアメリカの言うままに、弁済されるはずもない米国債の購入に当てており、考えて仕事をしているとは思えない。
経産省は原発、厚労省は年金など、どの省庁もとても大きな失敗をやらかしており、国民にとって信頼の置ける省庁は一つもない。優秀だと言われる人の集まったところが、なぜこうも愚かな結果しか出せないのか。政治家と似たり寄ったりで、酷い結果に対して果たして真に自責の念があるかさえかなり疑わしい。
やはり、官僚は高学歴というプラチナチケットを活かし、安泰と出世を目指すという欲求で動いているのだろう。しかも、自分はエリートという自覚があり、権限を意の向くままに行使してよいという傲慢さがある。機能不全な仕組みとなっており、どうしても失敗する構造になっていると考えるべきなのである。
今の事態は、皆が政治家や官僚に期待し過ぎたツケだとも言える。日本の再生はあり得るのか。あり得るとすれば、どこからどういう形で出てくるのか。政治家、官僚が期待できなければ、地方、企業、大学、個人しかないが、今はネット社会だから、いろんなものが結びつき、その動きが急速に拡がる可能性がある。外国人も、その可能性がないとは言えない。
写真) ロイヤルパレス プノンペン(カンボジア)