海外生活のススメ(39) 中国に住む良さ
中国に長く居て日本に戻る気配がないので、日本の知人からときどき中国の何がそんなに良いのかと訊かれることがある。そんなときいつも返答に困るが、中国に住むことの一般的な良さは説明できても、自分にとってどうかはいろいろ変化するし、簡単に説明しにくい。
中国の良さというとき、普通は日本と比較した話しをしている。例えば物価が安いというのも、日本と比べたものである。知人の質問も日本との比較を尋ねたものであるが、私は最近どちらかというと、日本と中国の比較でなく、中国の少し前と今の状況を比べることが多い。
中国の変化に関心があるのは、変化が激しく、予測できない部分、危惧される部分も多いが将来性もいろいろ感じて魅力的だからである。また、外国の成功例や失敗例を参考にしながらどのような社会運営をして行くのか、特にどのような経済政策を行うのか興味があるからである。
さらに、世界との関係では、中国がアメリカ、西洋に隷従しないで東アジアの独自性、自律性を維持する一方、協調的、開放的な関係を創造することできるか注目している。それに外国人なら誰でも関心を持つように、中国人が果たして社会的文化度を上げることが出来るかについても当然興味がある。
写真) 上海万博2