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2007年10月29日

中国女性のファッション

 私が杭州へ来た当初は、中国の中ではハイレベルな都市にもかかわらず、女性の服装は冴えないかドギツイ感じで、全然おしゃれではありませんでした。我々外国人の服装が、特にどうということのないものでも目立って、すぐに外国人と分かるほどでした。それが僅か5年の間に、特に若い女性の服装は驚異的な変化を見せています。

 これは杭州に限らず、中国の都市部全体のことのようです。5年前、中国の正月番組の歌や踊りを見たとき、服の色や形のセンスの悪さに驚きました。しかし、毎年正月番組を見ていると、年々センスが上がっているのが分かりますし、今は日本と変わらないと思うほどです。中国の経済成長や個人資産・所得の上昇は、住宅や車と女性の服装の変化に現れています。

 若い女性の服装を見ていると、二通りあるようです。一つは中国らしい原色を使ったもので、派手な感じのものです。もう一つは、中国らしくないもので、日本人から見たら落ち着いたおしゃれな感じのものです。私の住んでいる近くのブティックでも、日本人に合いそうな服がたくさん売られています。たぶんこうした服は、外国向けが中国国内でも普及して来ていることや、海外のDVDなどを見てファッションへの関心が高まっていることが影響しているのだと思います。

 女性服は既に高級化する傾向も見られ、日本の高級な服を売りたいという中国人もたくさんいます。一方、ミラノのファッションショーの数日後には、それとそっくりな服が中国からイタリアへ輸出されると言われるほど、コピーすることに遠慮がありません。日本のファッション雑誌も、中国語に翻訳されて安く売られています。このように中国のファッションセンスが上がっていく要素は揃っています。中国の女性がファッションの楽しみを持つようになって、中国がますます身近なものになった気がします。