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2007年03月10日

中国代表の宝石「ヒスイ」

中国へ旅行した人なら誰でも、中国人が石好きなことをご存知だと思います。中国の古い町並みは石で出来ており、名所旧跡には決まって奇岩をあしらった箇所があります。綺麗な石に細工を施した工芸品が高い値で売られており、石のアクセサリーや判子を売る店はいたるところにあります。中国人は、石に対する特別な思いがあるのだと思います。

多くの中国人が石のアクセサリーを身に付けています。最も人気があるのはヒスイで、特に目を引くのはヒスイの腕輪です。ヒスイの腕輪を買うのは、主に中年女性だそうです。確かに緑色の腕輪は、若い女性にはあまり似合いません。しかしヒスイが大好きで、母親や娘にプレゼントするために購入することもあるそうです。

ヒスイの腕輪は、上質のモノはとても値段が高いです。以前当サイトのニュースにあったように、宝石クラスのヒスイの産地は世界中でミャンマーだけで、しかも採掘できる鉱山はほぼ枯渇しており、値上がりを狙って保存されている状態だからです。ここ10年来、ヒスイの価格は国際市場で年率30%上昇し、去年の第3期は約5割上昇したそうです。

高品質のヒスイ、値段は右の10倍
低品質のヒスイ、それでも結構高い
高品質のヒスイ、値段は右の10倍
低品質のヒスイ、それでも結構高い

なぜ、中国の女性はヒスイが好きなのか。一つには、お守りとして身に付けるようです。事故に合ったり病気なったりしないようにというためです。体の悪い気を取ってくれると信じている人もいます。もちろん、オシャレとしての部分もあります。それに、ヒスイが将来値上がりするので、早めに買っておきたいとも考えているようです。

高級なヒスイは、とろけるような光沢があって透明感があります。写真を見比べてもらうと分かると思います。またヒスイは、身に付けているうちにだんだん透き通ってきて緑が鮮やかになってくるのだそうです。つまり、高級なヒスイのようになっていき、価値が上がっていくのだそうです。こうした点も、ヒスイの魅力の一つのようです。