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シルク工場見学

桑の木
選別

中国最大のシルクの産地である桐郷のシルク布団工場を見学しました。この工場は、中国の大手デパートに製品を卸していて、品質には定評のあるところです。

シルク布団について説明を聞いた後、工場が繭の生産を委託している農家の桑の木を見に行きました。この農家では、農薬を一切使わないで桑の木を育てているそうです。

採繭
蛹は食用や健康補助食品になります

シルク布団を作る工程を見せてもらいました。工程は、ほとんどが手作業で行われています。まず、良い繭と悪い繭を選別します。それから、繭を煮沸させて繭の中から蛹(さなぎ)を取り出します。繭を水の中で一定の形にし、それを乾燥させ加工します。加工した絹を1枚1枚丁寧に拡げて重ねていきます。後は、端を整えて布団生地の中に入れれば出来上がりです。

以前、ニュースでも取り上げましたが、ちゃんとした絹は価格が500グラム150元ぐらいで布団生地が100元以上ですから、1キログラムのシルク布団でも材料費だけで400元程度になります。安価なシルク布団もありますが、見えない部分に綿を使ったり、古い絹(価格は100分の1)を使ったりしているのでしょう。

繭を一定の形にする
天日干し

シルク布団は、シルクが布団生地の中にきちんと納まっていて、ほんの数箇所シルクと布団生地を軽く留めてあるだけです。中のシルクが瘤になったりすることはないからです。また、高品質のシルクは低品質のものより柔らかでつやがあって、きめが細かく同じ重さでも体積が小さくなります。ですから、同じ重さのシルク布団でも、ふんわりしていない方が高品質のものです。

一枚ずつ拡げて重ねる
布団生地の中に入れ込む

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