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2007年01月28日

シルク工場見学

桑の木
選別

中国最大のシルクの産地である桐郷のシルク布団工場を見学しました。この工場は、中国の大手デパートに製品を卸していて、品質には定評のあるところです。

シルク布団について説明を聞いた後、工場が繭の生産を委託している農家の桑の木を見に行きました。この農家では、農薬を一切使わないで桑の木を育てているそうです。

採繭
蛹は食用や健康補助食品になります

シルク布団を作る工程を見せてもらいました。工程は、ほとんどが手作業で行われています。まず、良い繭と悪い繭を選別します。それから、繭を煮沸させて繭の中から蛹(さなぎ)を取り出します。繭を水の中で一定の形にし、それを乾燥させ加工します。加工した絹を1枚1枚丁寧に拡げて重ねていきます。後は、端を整えて布団生地の中に入れれば出来上がりです。

以前、ニュースでも取り上げましたが、ちゃんとした絹は価格が500グラム150元ぐらいで布団生地が100元以上ですから、1キログラムのシルク布団でも材料費だけで400元程度になります。安価なシルク布団もありますが、見えない部分に綿を使ったり、古い絹(価格は100分の1)を使ったりしているのでしょう。

繭を一定の形にする
天日干し

シルク布団は、シルクが布団生地の中にきちんと納まっていて、ほんの数箇所シルクと布団生地を軽く留めてあるだけです。中のシルクが瘤になったりすることはないからです。また、高品質のシルクは低品質のものより柔らかでつやがあって、きめが細かく同じ重さでも体積が小さくなります。ですから、同じ重さのシルク布団でも、ふんわりしていない方が高品質のものです。

一枚ずつ拡げて重ねる
布団生地の中に入れ込む

2007年01月08日

茅家埠へ行ってきました

茅家埠へ行きました。ここは、西湖のすぐ西側にある小さな村です。村といっても、普通の村とは全然趣が違います。きれいな水と緑に囲まれた景色に中に、白い壁の似たような家が並んでいて、一体何だろうという感じです。

元々は茶を栽培する農家だったらしいですが、今は家を造り直して田舎料理を出すレストランになっています。この村は、杭州の人たちが休日を楽しむ場所(休暇村)で、きょうも車に乗った家族連れがたくさん来ていました。

茅家埠
池と林

茅家埠は、繁華街から車で僅か15分ほどのところです。村に行く間には、いきなり別の場所に入り込んだように静かで大きな森や湖(新しい西湖)があって、それを過ぎると美しい大小の池や林の自然があります。このように、街中からほんの僅か行くだけで光景が一変します。また、この村を過ぎると美しい山林の中に茶畑があって、同じような景色が延々と獅子山の方まで続いています。

杭州というと西湖にばかり眼が行きますが、それだけでなく街とのコントラストや周辺の自然との一体感が、厚みのある魅力を生んでいるのだと思います。長いこと杭州に住んでいますが、確かにここは観光都市として他に負けないだろうという気がします。

茶畑
茶葉博物館