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2006年11月19日

紹興へ行きました

久しぶりに紹興へ行きました。紹興は、魯迅、陸遊、王羲之など多くの文化人を生んだ町で、彼らを偲ぶ名所旧跡がたくさんあります。また、古い中国の生活スタイルがあちこちに残っていて、風情のある景色が見られます。

魯迅記念館を見て回りました。町の中心地ということもあるでしょうが、たくさんの観光客で賑わっていました。上海の魯迅博物館もそうですが、魯迅記念館の規模や立派さを見ると、中国が彼を特別に扱っていることが分かります。ただ中国人に話を聞いても、魯迅の国民に対する思いは今も人々に感銘を与えており、最も敬愛されている一人だという気がします。

ゆったりした街の様子
古い布製の看板がなぜか目立つ

紹興の名物は、何といっても紹興酒、乾燥野菜と臭豆腐です。紹興酒と乾燥野菜は、日本人にも全然問題ないですが、臭豆腐は名前のとおりたいへん臭い食べ物で、たいていの日本人にはこの臭いは堪りません。私も中国へ来た当初は、臭豆腐の屋台があるところは避けて通っていました。しかし、食べてみると意外に美味しいもので、食べる前と後のギャップが面白いです。

臭豆腐
紹興は魯迅のふるさと
沈園には、南宋時代の詩人、陸遊と彼の前妻が書いたという詩の碑が立っていて、読んだ人は涙が出るというその悲恋の詩を観光客が歌っていました。また、園内では琵琶を奏でたり古い歌を歌ったりしていて、それなりに紹興の雰囲気を味わえました。中国は今、年々観光ブームになっていて観光地の商業化が進んでいますが、紹興は下手に手を入れないでできるだけ古さを残しておくのが一番いいと思いました。もっとも、地元の人からすればよそ者の我儘でしょうが。
沈園で琵琶を演奏
東湖の烏蓬(うほう)舟

2006年11月04日

杭州四季青服装特色街レポート

杭州の四季青服装特色街へ出掛けました。15の大きな服装の卸・小売市場が集まったところです。中国最大級の市場で、商店の数は約8000軒、1日の客数は平均10万人といわれています。私が行ったところは外貿服飾で、輸出用の商品ばかりを集めた市場です。品物は例によってマガイ物が多いですが、カジュアルなものだったら結構いい物が安く買えます。外貿服飾だけで、1日でも回れない大きさです。

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外貿服飾
四季青服装特色街

杭州やその周辺の都市の大部分の洋品店は、この四季青から品物を仕入れています。朝6時ごろから洋品店の人が商品の買い付けに来ています。売れそうな商品を探して、昼頃に大きな黒い袋に買った品物を詰めて車やバスなどで帰って行きます。こうした光景は日本では見られないもので、街も独特なものがありますが、中国の商売のあり方が何ともシンプルで驚かされます。

こうした四季青に、今大きな変化が起こっています。中国服装仕入れネット(www.buy91.com)ができて、四季青の店がこのサイトに出店してネットで商売をするようになったことです。このサイトは、広州や杭州などの全国の大規模服装市場情報を集めた中国最大の服装ネット市場で、今急成長しています。こうしたネット販売が成功したのは、シンプルで独特な業界背景があったからでしょうが、中国でもネットを使ったビジネスが成功しうる例だと思います。

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市場内の店舗
バッグなどの小物もあります